売却前にリフォームは必要?“直すべき/直さなくていい”判断基準
こんにちは。
株式会社ホームリンク代表の吉田です。
不動産売却を考えたとき、多くの売主様が迷うのが 「リフォームをするかどうか」 です。
費用をかけてリフォームしたほうが高く売れるのか、それともそのまま売ったほうが効率的なのか、この判断は意外と難しいものです。
この記事では、売却前に 直したほうが良い場所 と 直さなくても良い場所 をわかりやすく整理し、失敗しない判断基準について解説します。
1. リフォームの目的を明確にする
まず、リフォームの判断は 「投資対効果」 を考えることが基本です。
- 投資効果が高い:少額で印象が大きく変わり、売却価格に反映されやすい
- 投資効果が低い:費用が高く、価格アップにほとんどつながらない
つまり、リフォームをするかどうかは「売却価格が上がるかどうか」が基準になります。
2. 直すべき場所(優先度高)
(1) 水回り
- キッチン・浴室・トイレ・洗面所
- カビや水漏れがある場合は必ず修理
- 小さな補修や清掃だけでも印象が大きく変わる
ポイント:新品にする必要はなく、清潔感と機能性の確保が重要です。
(2) 壁・床・天井の大きな傷
- 壁紙の剥がれや穴
- フローリングの目立つキズや沈み
- 天井のシミやひび
ポイント:内覧時の印象を左右する部分は、軽微な補修でも効果的です。
(3) ドアや窓の動作不良
- 開閉がスムーズでないドア
- きちんと閉まらない窓や鍵
ポイント:安全性や使い勝手の不安は、買主の心理的障壁になるため修理推奨です。
(4) 臭い対策
- ペットやタバコの臭い
- カビの臭い
ポイント:原状回復や消臭で対応。リフォームで大幅な価格アップは期待できませんが、印象は大きく変わります。
3. 直さなくて良い場所(コスト対効果が低い)
(1) 内装のデザインや色味
- 壁紙の色や床材のデザインは個人好み
- 最新のトレンドに合わせて直す必要はなし
理由:買主は自分好みにリフォームすることを前提に考える場合が多いです。
(2) 築年数による古さ
- 築10年~30年程度の中古物件であれば、多少の古さは許容される
- 見た目を整える程度で十分
(3) 高額な設備交換
- システムキッチンやユニットバスの全面交換は費用が高い
- 売却価格の上昇には結びつきにくい
ポイント:軽微な補修や掃除で対応し、大幅な投資は避ける
4. 判断基準:費用対効果で決める
リフォームの必要性は次の簡単な式で考えると分かりやすいです。
- 投資対効果 = リフォーム費用 ÷ 価格アップの見込み
- 投資対効果が高い(費用に対して価格アップが大きい) → リフォームする
- 投資対効果が低い → 現状のまま売却する
まとめ
- 直すべき場所:水回り、目立つ傷、開閉不良、臭い
- 直さなくて良い場所:内装デザイン、築年数による古さ、高額設備交換
- 判断基準:投資対効果を考え、費用に見合ったリフォームだけ行う
売却前のリフォームは、無理に新品にする必要はありません。
重要なのは「買主に安心感・清潔感を与える」ことです。
これを押さえておけば、無駄なコストをかけずに、効率的に高値売却を目指すことができます。
本日はここまで。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
投稿者プロフィール

- 代表取締役
- 株式会社ホームリンク代表。1978年1月生まれ。31歳で不動産業界に転職後、約14年間不動産売買仲介専門エージェントとして従事。その後、2023年12月に株式会社ホームリンクを設立し、代表取締役に就任。お客様との出会いやご縁を大切にする会社を目指しています。
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