第二種住居地域を解説します。

こんにちは。
株式会社ホームリンク代表の吉田です。

今日は、第二種住居地域について解説したいと思います。

第一種住居地域の解説記事はこちら。

第一種住居地域を解説します。

こんにちは。株式会社ホームリンク代表の吉田です。 今回は、用途地域のひとつである第一種住居地域について解説したいと思います。 これまでの解説記事は以下をご参照く…

1. 第二種住居地域とは?

第二種住居地域は、都市計画法に基づく用途地域の1つで、「主に住居を目的としながら、ある程度の規模の店舗や事務所、娯楽施設も許容するエリア」です。

つまり、住環境を守りながら、そこそこ大きな商業施設や娯楽施設もOKという、バランス型の地域です。

2. 具体的に建てられるもの

種類内容例
住宅一戸建て、共同住宅(マンション)
店舗・事務所飲食店、コンビニ、スーパー、銀行、オフィスなど(床面積制限なし)
娯楽施設パチンコ店、カラオケボックス、映画館などもOK
その他自動車修理工場(一定の規模以下)、ホテルなど

ポイントは、「遊興施設」や「大型商業施設」も建てられるところで、これが、もっと住宅専用な地域と比べたときの大きな違いです。

3. 第一種住居地域との違い

比較項目第一種住居地域第二種住居地域
目的住環境重視(静かな住宅街)住環境+にぎわい(利便性重視)
許可される店舗・事務所小規模(床面積10,000㎡以下)大規模もOK(床面積制限なし)
娯楽施設(例:パチンコ・カラオケ)× 原則禁止○ 許可される
住環境のイメージ落ち着いて静かにぎやか・人通り多め

ポイントとしては、第一種住居地域は「静かで住みやすい街」を目指す、第二種住居地域は「住みやすさ+便利さ・にぎわい」を目指すエリアという感じでしょうか。

4. まとめ

いかがでしたでしょうか。

似たような用途地域ですが、細かく見ると微妙に異なるのが分かるかと思います。

住むだけなら第一種住居地域の方が静かで理想、住みながら便利さや遊びも求めるなら第二種住居地域が向いているのかなと思います。

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。

また次回。

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投稿者プロフィール

吉田 亮介
吉田 亮介代表取締役
株式会社ホームリンク代表。1978年1月生まれ。31歳で不動産業界に転職後、約14年間不動産売買仲介専門エージェントとして従事。その後、2023年12月に株式会社ホームリンクを設立し、代表取締役に就任。お客様との出会いやご縁を大切にする会社を目指しています。