物件見学でチェックすべきポイント10選
こんにちは。
株式会社ホームリンク代表の吉田です。
気になる物件が見つかったら、次のステップは「現地見学」です。
インターネットの写真や図面だけでは分からないことが多く、実際に足を運ぶことで「暮らしのイメージ」がはっきり見えてきます。
今回は、初めての物件見学でも失敗しないために確認しておきたい10のポイントを紹介します。
1. 日当たりと風通し
室内が明るいかどうかは、写真だけでは判断できません。
- 南向きでも隣家や建物で日陰になることも
- 窓を開けて風の通りをチェック
- 午前・午後で光の入り方が変わるので時間帯を変えて見学するのも◎
2. 周辺の騒音・交通量
現地に行って初めて気づくのが「音」と「人の動き」です。
- 交通量の多い道路や線路に近いか
- 近隣に工場・飲食店などがあるか
- 夜間の静かさ
住んでから気になるポイントなので、平日・休日どちらも確認できると理想です。
3. 駅・バス停までの距離と道のり
「駅まで徒歩○分」とあっても、実際に歩くと印象が違うことがあります。
- 坂道が多くないか
- 信号や踏切で時間がかからないか
- 夜間の街灯の数や明るさ
特に宗像市・古賀市・福津市のように住宅地が広がるエリアでは、通勤・通学ルートの安全性もチェックしておきましょう。
4. 生活施設の近さ
毎日の生活に欠かせない施設が、徒歩圏内にあるかを確認します。
- スーパー、ドラッグストア、病院、郵便局など
- 学校や公園までの距離
- 周辺道路の混雑具合
例えば福津市なら「イオンモール福津」、宗像市なら「くりえいと宗像」周辺は利便性が高く人気です。
5. 建物の外観・構造
外壁や屋根の状態を見ると、建物のメンテナンス状況が分かります。
- 外壁のヒビ、汚れ、劣化具合
- 雨どいや屋根の破損
- 駐車場や玄関周りの清掃状況
中古住宅の場合、外観の印象=管理状態の目安になることもあります。
6. 室内の傷みや設備の状態
内覧では、家具に気を取られず「建物本体の状態」を見ましょう。
- 壁紙の汚れや浮き、床のきしみ
- 水回り(キッチン・浴室・トイレ)のカビやにおい
- 給湯器・換気扇などの動作確認
見えにくい部分ほど注意深くチェックしておくと安心です。
7. 間取りの使いやすさ
図面では広く見えても、実際に立ってみると印象が違います。
- 家具の配置がしやすいか
- 収納スペースが足りるか
- 動線がスムーズか
「理想の間取り」と「実際の生活動線」が一致するかを考えながら見ましょう。
8. 隣家との距離・プライバシー
窓を開けたときの視線の抜けや隣家との距離も意外に重要です。
- リビングや浴室の窓が隣家と向かい合っていないか
- ベランダや庭のスペースが狭すぎないか
後々リフォームで改善しづらい部分なので、現地での印象を大事にしましょう。
9. ゴミ置き場・地域の管理状況
分譲地やマンションでは、共有部分の管理状態もチェックポイント。
- ゴミ置き場が清潔に保たれているか
- 雑草や落ち葉の手入れ
- 住民マナーの良し悪し
地域の雰囲気を感じ取ることができる大切な要素です。
10. ハザードマップの確認
最後に、災害リスクのチェックを忘れずに。宗像・古賀・福津エリアでも、河川沿いや低地では冠水の可能性があります。
- 市の公開している「洪水・土砂災害ハザードマップ」を確認
- 過去の災害履歴があるか
安全に暮らすための大切な確認項目です。
まとめ
物件見学は“見るだけ”ではなく、“感じて、確かめる”場です。
写真では分からないポイントを現地で丁寧に確認することで、購入後の「こんなはずじゃなかった」を防ぐことができます。
10のチェックポイントを意識して、「本当に暮らしたい家」を見つけてください。
当社では、見学時に確認すべきポイントを一緒に案内しながら、不動産の専門家として安心のサポートを行っています。
気になる物件があれば、まずはお気軽にご相談ください。
本日はここまで。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
投稿者プロフィール

- 代表取締役
- 株式会社ホームリンク代表。1978年1月生まれ。31歳で不動産業界に転職後、約14年間不動産売買仲介専門エージェントとして従事。その後、2023年12月に株式会社ホームリンクを設立し、代表取締役に就任。お客様との出会いやご縁を大切にする会社を目指しています。
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